キャンプでの音楽。

*町田

2010年01月28日 00:02

私が小学生の頃、毎年夏に富士五湖のひとつ本栖湖近くの

樹海の奥で、サバイバル的なキャンプをしていました。

カブスカウト・ボーイスカウトとして長期キャンプに参加をしていたのですが、

鮮明に印象に残っていることが・・・・・・
本栖湖近くの樹海、真夏でもひんやりと涼しい夜・・・

晴れ渡り、月も無く雲もなく、降るような星空・・・

恒星のやわらかな光だけの中、

リーダーの方が、宇宙の事とか、星に関する興味深いお話をしてくれます。

あの頃って、宇宙に凄い憧れを持っていましたよね~


そんなお話の後、リーダーが静かな声で「歌を歌いましょう」と、

穏やかなメロディーの歌を2小節づつ口ずさみ

皆に教えてくれます。

私も、初めて覚えたメロディーでした。

「家路」というタイトル。

素敵な曲だな~と印象に残っていました。


その後、NHKの教育番組の合間に5分ぐらいで放送される「名曲アルバム」かなんかで

ドボルザーク作曲の交響曲第9番「新世界より」の第2楽章のテーマに歌詞を付けたものと知りました。

そんな経験もあってクラッシック音楽が好きになったのかな~?



今月、小学館から「ウィーン・フィル 魅惑の名曲」 全50巻シリーズがスタート。

第一巻は、なんと690円!はっきりいってお買い得です。

小澤征爾さん指揮のドボルザークの「新世界」が収録されています。

新年に「新世界」。しかも世界のオザワ! 小学館のセレクトも気が利いています。

オーケストラの新年の演奏会では、ウィーンのワルツと、この新世界は定番です。

新年になると私もつい聴きたくなります。雪中キャンプの帰り道も車中で新世界を聴きました。


このCD購入して、全曲聴いてみましたが、すばらしく情熱のある演奏で、小澤氏の分厚い音響が楽しめます。

この本の中には「空前の名演」として紹介されていますが、なるほど素晴らしい演奏です。

何回聴いても飽きのこない充実した音楽が完成しています。


このCDを聴いていたら、色んな事想い出しちゃいましたよ。

その小学生の頃の、カブスカウト・ボーイスカウトの本栖湖キャンプで

星が降るように綺麗だった事とか、やさしいリーダーが居たこととか、

意地悪な先輩が居たこととか・・・・・・


未だあるな~

小澤征爾さんは、毎年、松本で「サイトウキネンフェスティバル」でオーケストラの指揮をしています。

音楽祭の最終日のコンサートが終了した際、

息子が指揮台の小澤征爾さんに花束をプレゼントして、

「頭を良い子~なでなで~」していただいて新聞の記事になったりしたこととか~



新婚旅行ではウィーンフィルの本拠地のウィーン国立歌劇場で生のオペラを観たな~

オーケストラで「新世界」を演奏したこともあったな~  まぁ、それは置いておいて・・・




これはクラッシックの定番中の定番の曲。

送料無料!690円で、音響も良い名演のCDと本のおまけも付いてきます。

キャンプの車中で聴くにもピッタリ!


クラッシックを普段は聴かない方にも!おススメしておきますよ~


http://www.shogakukan.co.jp/wien-cd/



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